Ritzy's Life

My life

「死」を知って、「生」を知る

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小林麻央さんがお亡くなりになりました。

私も妹を亡くした経験があるので

正直こういうことが起こると動揺せずにはいられないのが

実のところです。

 

麻耶さん、大丈夫かな?

なんてことを思います。

 

私の父は

「突然亡くしたわけではないから、覚悟ができていたんじゃ」

と言っていましたが

 

身近な人、それも家族を亡くすというのは

本当に壮絶な経験。

 

私の場合は突然だったので

その後遺症というか

周りもかなり心配していて

 

でも、自分ではちょっと変な方向というか

大丈夫ではなかったことに気がつけなかったりしていて

 

最近、本当にようやく大丈夫になってきたね!

と周りが言ってくれるのを聞いて

自分が大丈夫ではなかったことを

改めて知るという感じです。

 

残された方は

「あの時、こうしていれば・・・」と

後悔と罪悪感が残る。

 

私は未だに祖母に

「あの時、あの子は何を考えていたのかと考えると・・・」

と言われるといたたまれない気持ちになります。

 

私は妹が死んでから

ものすごい罪悪感と後悔に苛まれてきました。

 

そして、それが無意識のものだったので

まずは両親に怒りが向きいました。

 

確かに私たち姉妹は

両親からの刷り込みを受けて

精神的虐待を受けていたようなものだったそうです。

 

信頼するカウンセラーさんとお話しした時に

「よく生きてきたね」と言われて

びっくりしたほどです。

 

妹が死んでから

私は自分と向き合うということを

始めました。

 

今までもしていたけど

今回はガチで深く向き合いました。

 

不安定な人生を選びがちな原因は

両親の刷り込みにあったけど

それを言い訳にしていたら

前に進めないことに気がついて

 

自分がどうありたいのか

どういう風に生きていきたいのかを

改めて考えて

 

妹の死を経験して

改めて「生きる」ということを

学びました。

 

妹が死んだことで

本当に苦しみました。

 

自分を罰するために

苦しんでいたところもありました。

 

でもそれを経験しないと

這い上がれなかった。

 

自分を赦すために

自分らしく生きるためには

それが必要だった。

 

それが今になって

わかります。

 

妹には感謝しかない。

 

小林麻央さんも役目を全うしたんだなとも思います。

 

彼女は病い、そして、死を通して

いろんな人に「生きる」ということを

表現したと思います。

 

本当にすごい。

 

そして、最後まで

笑顔で、人の幸せを願って

人生を全うして

最後に愛する人

「愛してる」と伝えて。

 

私もそういう風に生きていきたい。

 

心から思います。

 

今日も笑顔と感謝の気持ちを忘れずに

生きていこうと思います。

 

麻央さん、安らかに。

ご冥福をお祈りいたします。